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16番目の決意

どんなにカッコいい自分を演じても、それは俺じゃない。

言葉で態度で行動で。なんで強がっているのかさえわからなくなる。

 

あの子の前でそうありたいと願っても、怖いものは怖い。

 

力を抑えるのは、死神が近づいてくるのを知っているから。

 

この力は諸刃の剣だと、教えてくれた人たちがいたから。

 

だけど今のままじゃ、もうどうしようもないこともわかっている。

 

傷は深い。動きたくない。そして、眠い…。……でも。

 

この状況で、あの子を救えるのは俺だけ。俺しかいない。

 

ビビるな。思い切り行け!越えるのに必要なのは、あと一歩の勇気だ!

 

その先がどうなるかなんて、全て体現してから考えればいい!

 

「さぁて、ここから本気でいくぞ!遺言は考えたか、くそ野郎!!」    _↓_

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